第三回定例道議会報告
2004年10月8日
道議会民主党・道民連合議員会
第三回定例道議会は9月14日(火)に招集され、「三位一体の改革に関する意見書」、「BSE全頭検査の継続を求める意見書」、16年度補正予算案などを可決し、10月8日(金)に閉会した。
わが会派は、代表質問に佐野法充(札幌市豊平区)氏を立て、三位一体改革などの財政再建問題、道州制などの地方分権問題、道警不正会計処理などについて質疑した。
また、一般質問には北準一(空知支庁)氏、田村龍治(胆振支庁)氏、小谷毎彦(北見市)氏、佐々木恵美子(十勝支庁)氏、三井あき子(旭川市)氏、日下太朗(網走支庁)氏、沢岡信広(北広島市)氏の7氏が立ち、当面する道政課題、地域課題について、道の取り組みを質した。
1 主な可決議案について
可決された16年度補正予算は、一般会計90億3,500万円、特別会計9,600万円の合計91億3,100万円。このうち、59億8,300万円は、台風18号の災害対策のうち緊急的な対策として、公共施設の応急復旧費、果樹農家の普及支援費などが盛られた。これで、16年度予算規模は、一般会計2兆8,247億6,800万円、特別会計2,551億4,000万円の合計3兆799億800万円となった。
また、新たな条例として「北海道公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例」、「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」が制定された。このほか、函館市など5市町村の合併に伴う配置分合案、道立寿都病院、道立釧路病院を、それぞれ所在の後志管内寿都町、釧路市に移管する北海道病院事業条例改正案などが可決された。
2 採択された意見書(◎は政審発議、○は委員会発議、●は自民党・フロンティア提案)
◎郵政民営化に関する意見書
◎三位一体の改革に関する意見書
◎大規模自然災害対策の充実強化に関する意見書
◎犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を求める意見書
◎生活保護費の国庫負担率の見直しに関する意見書
◎消費者保護法制等の整備を求める意見書
◎地域における雇用・就業対策の拡充強化を求める意見書
◎地球温暖化対策を推進するための環境税(仮称)創設を求める意見書
○畑作物・野菜政策に関する意見書
○BSE全頭検査の継続を求める意見書
○都道府県漁業調整規則における罰則強化について漁業法の改正を求める意見書
○私学助成制度に係る財源措置の充実強化に関する意見書
○北方領土問題の解決促進に関する意見書
●北朝鮮の拉致による安否不明者の早期解決を求める意見書
●自衛隊の再編に関する意見書
なお、民主・道民連合議員会は、「北海道警察の不正会計処理問題調査特別委員会設置に関する決議」を提案、共産提案の「在沖縄米軍の海外移転を求める意見書」「義務教育費及び私立保育所運営費の財源確保に関する意見書」に賛成したが否決された。
3 委員会における主な質疑
(1)常任委員会・特別委員会(6月〜9月)
○文教委員会
★勝部賢志 議員(江別市)
・6/07 ---- 平成17年度適正配置計画案の内容について質疑。
通学区域の改編による影響と適正配置計画について質疑。
新たな「高校配置の在り方」について質疑。
新たな「高校教育の在り方」について質疑。
・8/03 ---- 平成17年度公立高等学校適正配置計画について質疑。
平成17年度公立特殊教育諸学校配置計画について質疑。
☆佐々木恵美子 議員(十勝支庁)
・6/24 ---- 平成17年度公立高等学校適正配置計画の考え方について質疑。
配置計画案について質疑。
特殊教育諸学校高等部への進路希望把握について質疑。
☆西田昭絋 議員(釧路市)
・8/03 ---- 平成17年度公立高等学校適正配置計画について質疑。
平成17年度公立特殊教育諸学校配置計画について質疑。
(2)第三回定例会予算特別委員会
第三回定例会予算特別委員会は、10月1日〜6日に開かれた。
○分科会審査 --- 第1分科会
★勝部賢志 議員(江別市)--------- ダイオキシン対策について質疑。
☆須田靖子 議員(札幌市手稲区)--- ドクターヘリについて質疑。
子ども未来づくり条例について質疑。
BSE検査について質疑。
☆沢岡信広 議員(北広島市)------- 産業廃棄物処理問題について質疑。
道警不正会計処理問題について質疑。
道内分権について質疑。
地方税財政改革について質疑。
☆西田昭絋 議員(釧路市)--------- 道警不正会計処理問題について質疑。
☆斉藤博 議員(函館市)----------- 台風災害対策について質疑。
道財政について質疑。
指定管理者制度について質疑。
○分科会審査 --- 第2分科会
☆福原賢孝 議員(桧山支庁)------- 道路特定財源と道路整備ついて質疑。
台風18号による一次産業被害対策について質疑。
遺伝子組み換えについて質疑。
農協合併支援対策事業資金貸付金について質疑。
季節労働者対策について質疑。
北海道観光産業の活性化について質疑。
義務教育費国庫負担金について質疑。
シックスクールについて質疑。
文化財について質疑。
教育基本法について質疑。
☆保村啓二 議員(網走支庁)------- 水産資源の管理について質疑。
水産業・漁村の多面的機能について質疑。
三位一体改革と農業補助金について質疑。
農業での新規参入対策について質疑。
農業の木材利用について質疑。
経営規模拡大政策について質疑。
生産資材対策について質疑。
普及事業の推進について質疑。
☆岡田篤 議員(釧路支庁)--------- BSE対策について質疑。
北海道認証制度について質疑。
☆高橋由紀雄 議員(空知支庁)----- 雇用創出プランについて質疑。
◆総括質疑には、岡田、沢岡議員が立ち、BSE対策について、三位一体改革について、道警不正会計処理問題について知事に質した。
<附帯意見>
・いわゆる「三位一体改革」については、税源移譲と地方交付税制度の財源保障・財源調整の機能を堅持するなど、改革の全体像を踏まえ推進するよう、強く国に求めるべきである。
・国が見直しの検討をしているBSE全頭検査については、道としてその継続を国に求めるとともに、道産牛肉に対する国民の信頼を確保するため、自らも適切な措置を講ずるべきである。
・道内農業者が栽培を計画していることが明らかになった遺伝子組み換え大豆については、周辺農業者や関係団体及び消費者などが大きな不安を持って反対している実態を踏まえ、「北海道における遺伝子組換え作物の栽培に関するガイドライン」に基づき、厳正な措置を講ずるべきである。
・道警捜査用報償費については、道警が自らの調査で、全道的に慣行的・組織的不適正執行が行われていたことを認め、その実態が明らかにされつつある。今後、速やかに全容解明と措置についての最終報告を行い、道民の信頼回復を図るべきである。また、確認的監査を的確かつ効率的に進めるため、監査体制の強化などに関係部局は全力を尽くすべきである。
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